喰種レストランー4万本の薔薇に囲まれて血の料理を味わってきました
期間限定の東京喰種(グール)のレストランでは、4万本の薔薇に包まれて血の料理が食べられると娘より聞きました。
東京喰種のアニメは娘の影響で見ましたが、私もはまりました。
喰種レストランは、実写版の映画『東京喰種トーキョーグール【S】』の公開を記念したイマーシブレストランです。
7月5日から延長して8月18日まで銀座の某所でオープンしています。(最後に場所を教えます)
そして、一緒に出かけることの少なくなった娘が「行きたい」と言うので、予約を取り「喰種レストラン」に一緒に行ってきました。
目次
喰種レストランへ行く集合場所は銀座某所
メールでお知らせの来た集合場所は、銀座の某所。
メールにわかりやすい説明があるので、迷うことなく集合場所へたどり着きました。
変わったマスクをつけたスタッフがいるのも目印になります。
よく見たら、目印?に薔薇が置いてありました。
そこからバスにでも乗っていくのかと思ったら、10人くらいずつに分かれて歩いて行きました。
娘もそうですが、黒いドレスを着た人が多かったです。
赤い薔薇と喰種のイメージにマッチするからですね。
皆さん写真を撮るのでインスタ映えを気にしているのでしょう。
2組で参加されているカップルや女性友だち同士が多かったです。
4万本の薔薇で飾られたレストランの場所は、なんと〇〇
レストランに着くと、あらかじめ指定されたテーブルへ誘導されました。
同行者とは向かいあわせになります。
メニューなども用意されています。
他に長いテーブル席もあり、そちらの薔薇の飾りもすごかったです。
壁に喰種のマスクが飾られています。
こちらの壁は蝶の羽の形をした赫子(かぐね)。
※赫子とは、喰種特有の殺傷能力のある武器。
殺傷能力により人が薔薇に変わってしまったーのではなく、プライバシー保護のため画像を修正して隠しています。
このようにマスクをつけた喰種(グール)がおもてなしをしてくれます。
薔薇のバスタブもありました。
この喰種レストランの場所は、ここだけの話「病院の中でした」。
喰種レストランの血と薔薇の美食ディナーは、最高級に美味しい!
喰種レストランのディナー監修は、「レストラン・エール」の山本英男シェフ。
見た目も凝っていますが、材料や美味しさにもこだわりがあります。
血と薔薇の美食ディナーコースのメニュー
WELCOME DRINK
ライチと薔薇
AMUSE Ⅰ
すっぽんの生き血とトマトのメレンゲ
AMUSE Ⅱ
肝臓 (フォアグラの三種)
APPETIZER Ⅰ
馬肉のカルパッチョ
APPETIZER Ⅱ
胸腺肉のムニエル (リードヴォー)
MAIN Ⅰ
鹿肉の内もものロースト
MAIN Ⅱ
シャラン鴨のロースト
DESSERT
死の世界 赤いフルートと薔薇
ライチと薔薇
最初は、少し白っぽいスパークリングワインのような飲み物が出てきました。
ライチのジュースでアルコールは入っていません。
そこへスタッフが「バラ」と言いながらバラの花をさすと、色が変わってきます。
すっぽんの生き血とトマトのメレンゲ
血が飛び散った跡をイメージしたナプキンの上にちょこんと絞り出されたマカロンのような茶色いメレンゲ。
※写真は食べてしまった後です。
チョコレートをイメージしたのですが、「すっぽんの血」ですね。
血があまり好きでないので、トマトが入っていてまだ良かったのでしょうか。
これは、白い煙が出ているので、冷たいうちにすぐに食べた方が良いです。
食べると白い煙を口や鼻から出すことができます。
肝臓 (フォアグラの三種)
最初にデザート出てきちゃった感がありました。
チョコレートとフランボワーズの味がしました。
やわらかいムースのような感じは、フォアグラでしょうか。
でも、美味しかったですよ。
馬肉のカルパッチョ
馬肉はどこ?
この赤いセロハンみたいなのは食べられるの?
そんな風に躊躇していると
「どうせ説明聞いてないだろうから」と言いながらスタッフのグールが説明してくれました。
この赤いのは、ジャガイモでできていて食べられるのだそうです。
パリッとしていてポテトチップスのような味がしました。
そのうち中から馬肉のカルパッチョも出てきました。
胸腺肉のムニエル (リードヴォー)
これまた、どうやって食べたら良いのかわからずにいると
「スプーン使って」と愛想のないグールがまた教えてくれました。
この骨の器も他の器も、この期間限定イベント喰種レストランのために作ったそうです。
かなり細かいところまでこだわっていますね。
肉が少し多めのメニューかと思いますが、ここに少しだけ赤く調理したライスが入っていました。
糖質少な目タンパク質十分で健康にもかなり良いメニューだと思います。
最初、この骨も食べられるのかと一瞬勘違いしましたが、骨は器で固くて食べられませんでした。
横から見ると、こんなです。
鹿肉の内もものロースト
鹿肉、初めて食べました。
もっと固いイメージがあったのですが、柔らかくて美味しかったです。
ほとんど中はレアでした。
バラの花びらと一緒に食べると味わいがまろやかになりました。
他で鹿肉食べても、おそらくこんなに柔らかくて美味しくないんじゃないでしょうか。
血が飛び散っているのをソースでイメージしているところにまた喰種レストランのこだわりがありますね。
シャラン鴨のロースト
これは、もう最高です!
こんなに美味しいお肉は初めて食べました。
周りの皮は塩味が効いていてパリっと。
中身の鴨肉は、ほとんどレアで柔らかくて美味しい。
シャラン鴨といえば、最高級血を蓄えたまま窒息させて絞めるため、身が赤いのが特徴だそうです。
まさに、血の料理に適していますね。
これが味わえて1万円というだけでも、コストパフォーマンス良いのではないでしょうか。
死の世界 赤いフルートと薔薇
もう割とお腹いっぱいになってきましたが、デザートは食べられます。
バラの花びらは、料理が運ばれてきてから、冷凍のバラをスタッフが崩しながら上からかけてくれます。
「デザートと一緒にコーヒーはいかがですか?」
とグールスタッフが声かけしますが、頼んでいる人は見かけなかったような。
全体的に量も味も女性が好みそうなメニューですね。
女性が多かったので、女性やカップルターゲットなのでしょう。
溶けゆく薔薇
飲み物は別料金ですが、せっかくなのでオリジナルカクテルを頼みました。
『溶けゆく薔薇』ー白いスパークリングワイン(だと思います)に凍らせたバラの形の赤い氷を入れてくれます。
ちょっと辛めの味が、バラが融けると少し甘くなりました。
霧と深紅の海
これは娘が頼みました。
霧と深紅の海ー赤い甘めのカクテルにドライアイスが入っているようです。
最初のうちは、ドライアイスが融けて出てくる二酸化炭素にむせる感じがしました。
でも、見た目もキレイでジュースのように飲みやすく美味しいカクテルでした。
まとめ
喰種レストラン、料理も美味しくて凝った演出は楽しめました。
グールの支配人やスタッフたちの話も面白かったです。
一緒に写真を撮ったりもできます。
「終わったら個別に話を・・・」と、ちょっとかっこいい支配人のグールに娘が言われて、笑うしかありませんでした。
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