東京大学あかちゃんラボ発 『うるしー』『もいもい』『モイモイとキーリー』
赤ちゃんの人気絵本に「東京大学あかちゃんラボ発」の「あかちゃんといっしょにつくった絵本」があります。
テレビでも紹介され、本屋さんの絵本のブースでも目を引く「あかちゃん学絵本」。
『うるしー』『もいもい』『モイモイとキーリー』を紹介します。
目次
『うるしー』(あかちゃん学絵本)
うるしー (あかちゃん学絵本)
著者:ロロン
監修:開 一夫
出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日: 2017/7/13
頁数: 36ページ
梱包サイズ: 18.2 x 18.2 x 0.8 cm
値段:1,512円(Kindle版は1,210円)
内容紹介
東京大学あかちゃんラボ発
あかちゃんといっしょに作った あかちゃんのための絵本!「あかちゃんの好きなキャラクターを使って絵本を作りたい。」
そんな想いから企画されたのがこの絵本です。あかちゃんが好きな絵本とされるものの多くで原色が派手に使われています。
たしかにあかちゃんは原色をよく見ますが、実はそれは視覚の発達の影響が大きく、好きかどうかとはあまり関係がありません。そこで私たちは、あかちゃんに審査員になってもらい、キャラクターの人気投票をしてみることにしました。
帽子からいろいろなものを取り出してみせるのが得意な見習い手品師というテーマで描かれたキャラクターを2つずつならべ、あかちゃんがどっちを長く見つめているかを調べ、人気No.1を選び出したのです。
あかちゃんの視線の見つめる先をアイトラッキングという技術で追いかけ、少し専門的な統計処理をして出てきた結果はなんと、お父さん、お母さんの投票とはまったく逆のものでした!
Amazonより
くまさんの帽子の中からいろんな物が飛び出してくるお話です。各ページ、色使いがハッキリしていて、赤ちゃんの興味をひく色使いなんだろうと思います。1歳半の娘は、うるうるうる、しー!!とだんだん声を大きくしながらパッとページをめくると大喜びで、帽子の中から出てきたバナナやぞうさんなどの単語を叫んで楽しんでいます。
Amazonのレビューより
『もいもい』(あかちゃん学絵本)
著者:市原 淳
監修:開 一夫
出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日: 2017/7/13
頁数: 28ページ
サイズ: 18.2 x 18 x 1 cm
値段:1,512円(Kindle版は1,210円)
内容紹介
東京大学あかちゃんラボ発
あかちゃんといっしょに作った あかちゃんのための絵本!私たちは、科学的な研究を通して赤ちゃんのための絵本を作る
「あかちゃん学絵本プロジェクト」を立ち上げて進めてきました。このプロジェクトのなかでいろいろな実験をしました。
モイモイという言葉に対して、赤ちゃんがどんな形を思い描くのかを調べているときのことです。
あるイラストが、あかちゃんの視線をくぎづけにして離しません。
その注目度は、ほかの倍以上にもなります。このイラストにはあかちゃんの視線を引きつける特別ななにかがあると考えた私たちは、
ここから「もいもい」というキャラクターの絵本を作りました。
この絵本をあかちゃんに見せるとビックリ!
なんとそれは、泣く子も見つめる圧倒的な注目度のキャラクター絵本だったのです。
Amazonより
確かに反応しました
11ヶ月の息子に買いました。
他の絵本だと、すぐには反応してくれませんが、直ぐに反応を示してページをめくりました。
ただ、表紙の四隅が角ばっていて、怪我しやすいかも。そして、うちの子は暴れん坊で、直ぐにページを破ってしまいました。
Amazonのレビューより
購入して大正解。新しい赤ちゃん絵本です。
視覚的にもユニークでデザイン的な絵本に、
面白そうと見て見たら、赤ちゃんが喜ぶとありますが、
視覚的に面白い絵本に興味がある人でも十分に楽しめます。とにかく色の配色が素敵ですね。
友達にもプレゼントしたくなりました。
Amazonのレビューより
『モイモイとキーリー』(あかちゃん学絵本)
著者:みうらし~まる
監修:開 一夫
出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日: 2017/7/13
頁数: 28ページ
サイズ:18.4 x 18.2 x 1.2 cm
値段:1,512円(Kindle版は1,210円)
内容紹介
東京大学あかちゃんラボ発
あかちゃんといっしょに作った あかちゃんのための絵本!ブーバー・キキという心理学の実験があります。
トゲトゲしたイラストとふわふわしたイラストを見せて、
どちらがブーバーでどちらがキキだと思うかを聞くというものです。多くの人が、トゲトゲした形をキキ、ふわふわした形をブーバーだと答えます。
私たちは、音と形を自然と結びつけているようなのです。ブーバー・キキと同じようなことを
あかちゃんにやってもらってできあがったのがこの絵本です。
「モイモイ」と「キーリー」という言葉を聞いたときに
あかちゃんが思い描いているかもしれない形が、
オノマトペの世界を旅していきます。あかちゃんと一緒に、言葉と形の不思議なつながりを味わってみてください。
Amazonより
違いがわかるのかな?
お母さんと赤ちゃんの好みが違った、というキャッチフレーズに惹かれて購入。
宅配で送ったので実際の様子は分かりませんが、話では、声を出したり、手を伸ばしたり、他の絵本とは違った反応だったそうです。
送られてきた写真では目が真剣で絵を追っているように見えました。6ヶ月です。
Amazonのレビューより
「しましまぐるぐる」のように赤ちゃんに強い紙を使ってくれたら…
色彩がとてもやわらかで美しく、動きのある絵の具?のタッチがとても気に入っています。
0歳の我が子は絵本のページをめくるのが大好き。
「しましまぐるぐる」のように、小さい子が思い切り握ってめくったり、ヨダレを垂らしても差し支えない紙にしてもらえたら、もっと思い切り子供が楽しめるのに、と思います。
Amazonのレビューより
出版社からのコメント
あかちゃんの研究をしていると、「あかちゃんって明るい色が好きなんですよね?」とか「丸い形が好きですよね?」とかいった質問をよくされます。
しかし、あかちゃんは大人が思っているほど単純ではありません。
大人が思うあかちゃんの「好き」は、あかちゃんにとって「嫌い」かもしれません。
あかちゃん学絵本プロジェクトは「あかちゃんの立場」を尊重して、あかちゃんが本当に「好きな」絵本を作ることがもくろみです。
開一夫(ひらきかずお)
Amazonより
著者について
開一夫(ひらきかずお)
東京大学大学院総合文化研究科広域システム科学系教授。「あかちゃん学」を専門とし、東京大学あかちゃんラボを運営。あかちゃんが本当に好きな絵本を作りたいと本書を企画。乳幼児も「正義の味方」を応援することを明らかにするなど、ユニークな研究を行っている。著書に、「日曜ピアジェ赤ちゃん学のすすめ」(岩波書店、2006)、「赤ちゃんの不思議」(岩波書店、2011)などがある。
Amazonより
まとめ
時代と共に新しい良い絵本がどんどん出てきますね。
あかちゃん学絵本は、大きさやページ数なども似たような絵本ですが、それぞれ絵を担当しているのは違う人です。
他にもおすすめの絵本は、こちら『0歳の赤ちゃんにおすすめ! 人気絵本ランキング11選』
関連