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赤ちゃんが抱っこを嫌がるのは、どうしたらいい?

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joyful mother playing with her baby infant
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一般的に赤ちゃんや幼児は抱っこが大好きです。
ところが、中には「赤ちゃんがのけぞって抱っこを嫌がる」という話も聞きます。

自閉症などの障害がある場合、抱っこするとのけぞって泣くことがあります。

その場合は誰が抱っこしても何回も嫌がるのですが、お母さんが抱っこした場合だけのけぞって泣くのには意味がありそうです。

もう何年も前ですが、そんな悩みを抱えたお母さんに応え、良くなったと感謝されたことがあります。
これが、その時のお話しです。

目次

私が抱っこするとのけぞって泣く赤ちゃん

ある幼児教育のサイトに次のような投稿がありました。

上の子2歳で下に弟が産まれました。
上の子には絵本を読んだり一緒に遊んであげたりしているのですが、下の子にはオムツ取り替えたりミルクやるのがせいいっぱいで、他に何かしてあげる余裕などありません。
そのせいか、私が下の子を抱っこすると、のけぞって泣いて嫌がります。
それなのに、義母など他の人が抱っこすると嫌がりもせず抱っこされます。
下の子は「あまり構ってくれない」と、どうせ私の事を嫌っているのでしょう。
上の子は良いのですが、そんな下の子を好きになることができません。
また、忙しくてイライラしてしまいます。

大体このような内容でした。

抱っこする人の気持ちがそのまま赤ちゃんに伝わる

上記に対しての私のコメントです。

まだ上のお子さんにも手がかかるのに、下のお子さんまで産まれて大変ですね。
それなのにお子さん達の世話をちゃんとされていて、上のお子さんと一緒に遊んであげたりもして偉いです。

下のお子さんには上のお子さんほどの事をされていないからといって、焦る必要はありません。
お腹の中にいる時から、上のお子さんにしている事がそのまま下のお子さんの教育になっています。

『赤ちゃんは、両親を選んで産まれてくる』と言われています。
私の友人の中に生前の記憶がある人がいて、「この家がいい!」と自分で決めて産まれてきたと言っています。
ですから、赤ちゃんは産まれる前から、お母さんのことが大好きなのです。
『この家のお母さん、お父さんの所に行って助けてあげたいな』そんな気持ちで産まれてくるのです。

それなのに、産まれてきたら何もすることができません。
「自分のせいで大好きなお母さんに辛い思いばかりさせてしまう。。」
そんな思いで、抱っこされると辛くなり、嫌がって泣くのでしょう。

お母さんが少しでも、楽しく育児ができるといいですね。

赤ちゃんは寝ている時間が長いので、そんなに構ってやる必要はありません。
下のお子さんに接するのはオムツ換えとミルクやり位で、他の時間は上のお子さんの世話や家事、あなたの時間などで良いでしょう。
その短い時間だけでも、下のお子さんに接するときには笑顔を心がけてください。
抱っこする前に鏡を見て、笑顔の練習をすると良いでしょう。
笑顔になると楽しい気持ちを作ることができます。

それから、下のお子さんに接する時には、「赤ちゃん(〇〇ちゃん)可愛いね」「〇〇ちゃん大好きだよ」と声に出して言ってください。
声に出して言うことで自分自身への暗示にもなります。
もちろん、上のお子さんにも「大好きだよ」と言ってあげてください。

また、おむつ替えやミルクをやる時など、なるべくスキンシップ、つまり肌と肌が触れ合うようにしてください。
マッサージや赤ちゃん体操などするのも良いですね。

それでもイライラしたり辛いと感じるようでしたら、他の人や保育施設などの助けを借りて、上のお子さんだけでも一時的に預かってもらうなど、少しはあなたの気分転換できる自由な時間を持つのが良いかもしれません。

joyful mother playing with her baby infant

その後の結果

私の上記投稿後、1週間ほどしてメールが届きました。
彼女はアドバイスを実践してくれたようで、下の子も可愛いと思えるようになり、抱っこしても大丈夫になったそうです。

きちんとお礼のメールをくれたことに、私も感激しました。

更に、他の人からも
「こういう回答を望んでいた」
というメールもきて、驚きました。

まとめ

赤ちゃんは、抱っこしている人の気持ちを敏感に感じることができます。
ですから、不安な気持ちで抱っこされると嫌がるのです。

逆に笑顔で接すると赤ちゃんは笑顔を返してくれます。

昔、夫が会社から帰ってきて大喜びで赤ちゃんに微笑むと、赤ちゃんが今まで見せたことないような素敵な笑顔になりました。
普段接している私には、それほどの笑顔を見せたことがなかったのでショックでした。

それからは私も負けずに、どうやったら赤ちゃんをいっぱい笑顔にできるか、自分自身も笑顔を作るように心がけました。

 

これを読んでくれたあなたに、感謝と愛を送ります。

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育児を通して絵本が大好きになりました。
子どもたちが幼い頃から猫を飼い、猫が大好きになりました。
猫カフェをやっていたこともあります。
子猫の絵本を制作したいと色鉛筆画や絵本制作を習い始めました。
2017年12月にKindleで「子猫のソイとクリ」を出版し、Kindle絵本・児童書のカテゴリーで1位を獲得しました。
2019年第3回日美展に色鉛筆画が入選・佳作を取りました。
4歳からできるプログラミング言語「ビスケット」のファシリテーターになりました。

渡辺一二三
(わたなべひふみ)




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