絵本講座1dayレッスンでエリック・カールの技法の切り絵で絵を作りました
以前絵本講座1dayレッスンを受けたときのことです。
その絵本講座では『はらぺこあおむし』などの絵本で有名なエリック・カール氏の切り絵の技法を使った絵を作りました。
どのような手順でどのような絵を作成したのか、教わってきた方法を簡単にお伝えします。
目次
エリック・カール氏の切り絵の技法とは?
エリック・カール氏は、グラフィックデザイナーでもある絵本作家です。
主な絵本作品には『1、2、3 どうぶつえんへ』『はらぺこあおむし』『たんじょうびの ふしぎな てがみ』『うたが みえる きこえるよ』などがあります。
エリック・カール氏は、絵本でいくつも賞を受賞しています。
また、エリック・カール美術館もあります。
エリック・カール氏の絵本の手法は、色や模様をつけた薄紙を切って貼りつけていきます。
はらぺこあおむし絵本の表紙を見てもわかりますね。
頭・目・触覚・足・胴体のそれぞれの部分など細かく分かれています。
そして、最後にあおむしの毛の部分を書き足しています。
切り絵の技法で切って貼って絵を描く手順
トレーシングペーパーに模様を描く
コクヨ トレーシングペーパー 薄口 A4 50枚 セ-T149N
まず、切り絵の元となる紙を作ります。
トレーシングペーパーにアクリル絵の具やクレヨンその他好きな画材で色を付けます。
エリック・カール氏は、下地にニスを塗り、その上に色をつけているようです。
トレーシングペーパーというのは、透けていて、製図に使ったり、図を写したり、絵をカバーして保護するのにも使います。
今回は2時間という限られた時間内で切り絵を仕上げるので、先生が色のついた紙まで用意してありました。
紙をカットする
まずは、様々な色や模様の紙を見て、好きなものを選び、それで想像を膨らませます。
用紙は、トレーシングペーパーに着色したものだけでなく、色々な模様の折り紙もありました。
切る用紙には下書きをせずに、そのままハサミやカッターで切るように言われました。
猫好きなので、猫にしようと決めていましたが、他にも猫にする人がいました。
私は、上手な形に切れないのですが、それもまた味が出るだろうと気にせず切ることにしました。
張り付ける
切った紙をそのまま台紙の画用紙に糊で貼っても良いのですが、まずは全体に配置してから貼りました。
書き足す
貼ってそのままでも良いということだったのと、話をしていたら時間が無くなり、そのままにしました。
家に帰ってから、色鉛筆で付け足しました。
皆の作品
参加者は、4人でした。
それぞれステキな作品に仕上がりました。
自分の作品は拙くて恥ずかしいのですが、「色合いがステキ」「猫がかわいい」とみなさん褒めてくださいました。
私は、折れ耳スコティッシュのクリちゃんが初めて外に出たのを想像して作りました。
草がいっぱい生えていて、暖かい太陽が輝いています。
見たこともない蝶がたくさん飛んでいます。
クリちゃんは、びっくりして後ろ足で立っています。
まとめ
切り絵をするには、まず切る紙をたくさん作っておくと良いです。
その用紙は、トレーシングペーパーにアクリル絵の具やクレヨンなどで着色したものです。
もともと透けている紙なので、重なった部分は2枚の紙を合わせた模様になります。
紙を貼った後にクレヨンや色鉛筆などで細かい部分など書き足します。
小さいお子さんから高齢者まで楽しめます。
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