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第3回日美展の表彰式と国立新美術館の展示

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第3回日美展表彰式
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2019年8月9日、第3回日美展の表彰式がありました。
その後、国立新美術館へ行き、自分の絵や他の人の展示も見てきました。
翌日、副業でカメラマンを始めた友人に国立新美術館で記念に写真を撮ってもらいました。

目次

第3回日美展の表彰式

ANAインターコンチネンタルホテル

第3回日美展の表彰式は、ANAインターコンチネンタルホテルで行われました。

 

部屋の前にはお花がいくつも飾られていました。
係の人が何人もいて、ちゃんと席まで誘導してくれました。
表彰式に来ていた入選者は250人くらい。
他にその関係者の一般の人もいて、写真やビデオを撮っている人もいました。

 

一番良い賞から順に表彰。
途中からは、10人くらいずつ上がり、段を降りて部屋の横の方で賞状を受け取りました。
人数が多いので、かなり時間がかかりました。
高校の制服を着た人もいました。
杖をついていたり、車いすの人もいました。

作品を提出後に他界され、代わりに奥様が来られている人がいました。
ちょっと感情移入して涙出そうになりました。

暑い日で大変でしたが、全国から皆さん集まって来られたのですね。
私は、表彰式に簡単に来られる範囲の距離で良かったと思いました。

 

賞状は、その場で丸めて筒に入れたので、帰ってきてから広げたら丸味がついていました。
何か入れ物が必要かと大きめのバッグを持っていったのですが、紙袋が用意されていたので大丈夫でした。

その後の懇親会(食事会)には参加せず、そのまま国立新美術館まで行きました。

第3回日美展の会場ー国立新美術館にて

日美展(絵画部門)の入口に入るとすぐに受付があります。
そこで目録をもらうと、何の賞を取った誰の作品がどこに飾られているのかわかります。

 

大賞

入口入ってすぐに飾られている色鉛筆画の中で一番の作品「外務大臣賞」。
近くで見るとよくわからなかったのですが、遠くから見ると絵のすごさがわかりました。
花が咲き乱れている生命の力強さが感じられます。

他のサイトで見かけたのですが、この作品を描かれた人は88歳。
2006年に交通事故にあい、その後のリハビリのために色鉛筆画を始めたそうです。
15年に悪性リンパ腫がみつかり、薬の副作用とも闘う中、色鉛筆画を描かれています。

この作品は、旅行先の南アフリカで見つけた花をモチーフに描かれたそうです。
様々な苦労や楽しみを多く味わい、人生を深く生きて来られた方の作品。
長年色鉛筆画を描かれていて上手なだけでなく、その時の感動を伝えているのだとわかりました。

こちらのサイトにニュースとして詳しく載っています。

 

色鉛筆画で準大賞の作品。

フイルムの中に作者の可愛がっているハムスターの写真がいくつもあります。
とても繊細な毛並み。
細くて白いひげもちゃんと塗り残してあります。
もしかしたら、後からひげを消しゴムで消して描いたのかもしれませんが。

背景の丸い光のぼやけた感じなども色鉛筆で細かく塗り重ねて丁寧に表現しているのが素晴らしいと思いました。
これは展示されている中で私の一番のお気に入り作品で、技術的にもとても参考になりました。

 

だるまちゃん

私の作品は、「折れ耳子猫のだるまちゃん」
ガラスに光が反射して写ってしまいますが、プロのカメラマンさんにキレイに撮ってもらいました。

この絵は、現在制作中の絵本『子猫のかくれんぼ』の1ページにしようと考えています。

この絵のモデルの「だるまちゃん」は、茅ヶ崎の猫カフェ「ねこのすみか」の副店長をしていました。
現在は、家にいます。

だるまちゃんねんね

普段はダラーっとその辺に寝っ転がっていることが多いです。
時々、すっごく甘えん坊になり、近くに寄ってきて後ろ足で立っちし「にゃー」と鳴きます。
思わず抱っこすると、顔を一生懸命にこすりつけてきたり、なめたりします。
その時の目がもう可愛くて可愛くて。

そんな可愛くてしょうがない「だるまちゃん」が子猫だった時の絵を描きました。
この絵の「だるまちゃん」は、子猫を初めての場所へ連れて行ったら、好奇心にあふれた目をするだろうなと想像して描きました。

 

国立新美術館

国立新美術館は、外の景色も緑が多くて素敵です。
建物もちょっと変わったオブジェ風。
蝉の声がうるさいほどで暑いですが、風が吹くと涼しいです。

第3回日美展<絵画部門>作品集

家に帰ると、注文していた作品集も届いていました。

ちょっと良い値段ですが、記念になります。

 

まとめ

第3回日美展は、8月17日までやっています。
様々な作品が2000点もあります。
素人とはいえ、大賞の作品はプロ並みです。
無料で見られますので、良かったらどうぞ。

日美展のサイト

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育児を通して絵本が大好きになりました。
子どもたちが幼い頃から猫を飼い、猫が大好きになりました。
猫カフェをやっていたこともあります。
子猫の絵本を制作したいと色鉛筆画や絵本制作を習い始めました。
2017年12月にKindleで「子猫のソイとクリ」を出版し、Kindle絵本・児童書のカテゴリーで1位を獲得しました。
2019年第3回日美展に色鉛筆画が入選・佳作を取りました。
4歳からできるプログラミング言語「ビスケット」のファシリテーターになりました。

渡辺一二三
(わたなべひふみ)




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